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almost no memory

漫画、ミステリー小説、ハロプロ、海外ドラマが好き。外出は本屋とIMAXシアターとハロ現場。

その女アレックス(ネタバレ)

その女アレックス (文春文庫)

その女アレックス (文春文庫)

前評判通りたしかに急展開の連続。「女が誘拐された」以上のことは何を話しても全てネタバレに近い。(なのでここからネタバレ)しかしプロットがよく出来すぎている気も。贅沢なことをいうが!いや違う、単にアレックスの死さえも「面白いプロットの一部」にしか見えないのが気に入らないんだな。アレックスは生きてて欲しかったから!生きてさえいれば、楽しかった!で終わったかも。アレックスは2部に感じで痛快に生き抜いて欲しかった。3部の真実なんて要らない。シリアルキラーでもいい。。タイトルが痛快なオンナっぽいんだもん。。
アレックスはもう全てを諦めていたのかもしれないけど、やはり本として仕掛けのために見せる見せないの取捨選択の関係で、アレックスの感情がほとんど描かれていないのがもっと知りたかったなと。アレックスの衝動の部分を読んでみたかったな。と。展開には驚いたけど、悲しい驚きすぎて何だか辛い。
しかしまぁ、刑事たちが最後アレックスの仕掛けにのってくれて良かった。アレックスの人生に最後の最後に助けがと泣けた。でもこんな助けではダメだ。心が重くなる暗いミステリーは辛い。私は痛快なミステリーを読みたいんだ。見極める力をください。

どうでもいいけど脚本家出身の作家は場面転換が早い!w それとも飽きさせなさが徹底してる。海外ミステリーにはよくある手法なのかな?

あと、シリーズものの途中から本を出すっていうのは商業的なことを考えれば、傑作から出していこうという意図は分かる。分かるが、読者のことを考えてないっちゃないよね。商業的にはしょうがないけど、編集者は胸を痛めてて欲しい。せめて!マジで!だってたぶんシリーズ第1作のネタバレを読まされた状態なんだから。1作目を読む楽しみはもう失われてるのだ。選んで2作目から読んだわけじゃない、知らなかったしそもそも日本では出てないんだ。。辛い。

あ、でもアレックスのカバー裏のあらすじは何も語っておらずよかった。創元はあらすじで多いにネタバレしてるときあるから!