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almost no memory

漫画、ミステリー小説、ハロプロ、海外ドラマが好き。外出は本屋とIMAXシアターとハロ現場。

奇妙な読み心地『浮遊霊ブラジル』

浮遊霊ブラジル

浮遊霊ブラジル

津村さんがとにかく大好き。しかし、これはよく分からなかった。とくに「給水塔と亀」。この短編で川端康成文学賞を受賞しているらしい。私からしたら、山なし、オチなし、意味なしのこの短編で!?と驚くしかない。文学って分からんな〜。

とはいえ、それ以外の短編には妙に心に残るものもあった。物語消費地獄に落ちた「地獄」とか、急にトラ柄の革ジャン?きていた同級生の謎「個性」とか、海外旅行直前に死んでしまい幽霊になってしまった爺さんは目的地に行けるのか?な「浮遊霊ブラジル」とか。あらすじからしてなんか気になる。そしてどれもいつも津村節で淡々とながら、なにか気持ちのいいリズムの文体と読み心地で楽しませてくれた。

収録作の面白かった順。
「浮遊霊ブラジル」
「うどん屋のジェンダー、またはコルネさん」
「アイトール・ベラスコの新しい妻」
「地獄」
「個性」
「運命」
「給水塔と亀」

うーん、でもやっぱりお仕事小説が読みたいな〜〜。